物を買うのが大好きな母と物を減らしたい娘
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近所に住むわたしの母は物を買うのが大好き。
食べ物でも服でも電化製品でも生活雑貨でも何でも欲しいと思ったものはとにかく買う主義です。
当然、家の中にはたくさんのものがあります。
人に物をあげるのも大好き。私にも私の家族にも、また妹家族にも、服や下着などを「安くなってたから!」とか「似合うかなと思って!」と言ってちょくちょく買ってきて、くれるのです。
ごはんに呼んでくれる時も少なくて足りないのがキライなので、いつも食べきれないほど作ってくれるし、山盛り持ち帰らせてくれます。
ほんとに太っ腹で、愛情深い母です。
一方、わたしはたくさんのものを管理することに疲れて、次々と物を断捨離中。
母がわたしにしてあげたいと思ってくれる気持ちは嬉しいし、できればその気持ちに応えて全部全部「ありがとう〜」と言って、もらって帰りたいけど、それがうちにどんどんと物を増やして来て、気づかないうちに私のストレスへとなってしまっていました。
それで、わたしはこんなにしてもらった上にストレスになっては母に逆に申し訳ないと思って、正直に言いました。「ものを減らしてて、増やしたくないから何もいらないよ」と。そして必要ないものは、買ってくれたものでも持って帰らないようにしました。
するとある日実家に帰ると、母は買うことを我慢するために、いつも目につくリビングに、「子供たちには消えるもの以外は買わない」と、張り紙をしていました。
そのメモを見た時、わたしのストレスを軽減する代わりに、母の買い物を我慢というストレスが増えやしたような気がして少し悲しい気持ちになりました。
でもそれは致し方ないことです。お互いにお互いのライフスタイルへの口出しもコントロールもできるものではないからです。
少し時が流れて、母はわたしにものを買わないことに慣れてきました。(食料品は以前と変わらずいつもたくさん持ち帰らせてくれますが)それでも、欲しいものがあったらいつでもいいや、とほんとに優しい母です。
ものに対する考え方が母とわたし同じになることは、これからも難しいだろうけど、お互いがお互いの考え方を尊重していけたらいいなぁと思います。実の母と娘なんですから!