正しい家計管理を実践。ステップ3:特別支出予測表を作ってみよう。
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前回までに
ステップ1:「財産目録」作成。自分の財産の把握する
正しい家計管理を実践。ステップ1:まずは現状把握から始めましょう。 - Dear シンプルライフ
ステップ2:「収支実績表」作成。何にどれくらいのお金を使っているかを把握する
正しい家計管理を実践。ステップ2:収支実績表を作ってみよう。 - Dear シンプルライフ
今回は、「特別支出予測表」を作ります。
ステップ2で、収支実績表を作成したときに、2種類の支出があることに気づきましたか?
①住居費や生活費のように毎月決まって出ていく支出
②税金や保険料のように一年のどこかで出ていく支出
②のように一年のどこかで出ていく支出が「特別支出」です。
ユウカリ家の特別支出:
・税金(自動車税・固定資産税)
・保険料(車の保険・生命保険・学資保険など)
・イベント費(お年玉・クリスマス・誕生日・父の日・母の日など)
・ローン(ボーナス払い分)
・旅行費
・塾費(夏期講習・冬期講習・テキスト代・年会費など)
・習い事にかかる費用(サッカー用具代・遠征費など)
・NHK
・旦那こづかい(ボーナス時の分)
ここでの「特別支出」は、予測可能なもののみです。
予測不能な特別支出(壊れた家電の買い替えやケガや病気の入院費など)は含めませんのでご注意を。
それでは、来年1年間の特別支出の予測を下の表に書きこんでいきましょう。
「正しい家計管理」より引用
書き込んでみての感想はいかがですか?
1年分の特別支出の合計金額の大きさに驚いたのではないでしょうか。
特別支出は、予算化して月々の家計に組み込み、毎月一定額をプールしておきます。
毎月プールしておく金額はこのように算出します。
1年分の特別支出の予測金額÷12カ月=毎月の予算に組み込む金額
私はいままでいろんな方法でお金の管理をして、そのどれもうまくいかなかったのは、この「特別支出」の存在でした。
給料日に、その月に使っていいお金をおろしてきても、「特別支出」があって、その時に結局通帳から下ろしてきたりして、管理がわけがわからなくなって挫折してきたのです。
でも、この「特別支出」をしっかり予算に組み込んでおけば、行き当たりばったりになることがありません。
何を特別支出にするかは、家庭ごとに自由に定義づけしてください。額が小さいものは、月々の生活費にまわすなど、ルールを決めてやりやすい方法で管理しましょうね。